新たなミズアソビ、HOBIEプロジェクト始動

日本に新たなミズアソビ文化を
多くのアーティストが所属するエンターテインメント企業のアミューズが、なぜ「ミズアソビ」の世界に乗り出したのか? それには、日本の水辺をもっと楽しくできる! と確信させるHOBIE製品の存在が決め手となりました。HOBIEは、波や風と楽しむための数多くの道具を創り出したホビー・アルターが1950年にアメリカでスタートさせたブランドです。

プロジェクトのキーパーソン
アミューズは昨年秋に、米国HOBIE社と国内総代理店契約を結び、今年4月から社内のHOBIEプロジェクトチームが本格的に始動しました。そのチームのキーパーソンが、沼野陽人。沼野は、大学時代にセーリングと出会って海と親しむようになりました。その後、湘南のマリンクラブで長くマネージャーを務め、HOBIE製品をはじめとするセールボート、フィッシングボートのセールスや操船レクチャー、レンタルやヨットスクール運営などを手がけてきた、HOBIE普及のエキスパートです。

中央が沼野。アメリカのHOBIE本社工場にて

これまでにないセールボート
まず沼野が手ごたえを感じたのは、HOBIEのセールボート(ヨット)でした。
「ずっとヨットスクールのインストラクターをする中で、操船が複雑だったり、セール(帆)を扱いきれずにフネが傾くことが怖かったりという理由で、ヨットから離れてしまう方も少なくありませんでした」(沼野)
そんなときに取り扱いが容易でありながら、スピード感のあるセーリングが楽しめる『HOBIEブラボー』を扱うことになりました(ムービー参照)。
「ヨットを始めたばかりの方々が、仲間やファミリーと積極的に「ブラボー」でセーリングを楽しむようになったのを目の当たりにして、HOBIEなら、これまでと違った形の遊び方の普及ができると確信しました」

どんどん増えるホビーファン
その後、2016年には、HOBIEの画期的な足漕ぎシステム「ミラージュドライブ」を備えた三胴のセールボート「アイランドシリーズ」が日本に上陸。風がないときは漕いで楽しめばいい……ハイブリッド的な発想でセーリングへのハードルをさらに引き下げることになりました。この「ミラージュドライブ」の人気はセールボートにとどまらず、多くのHOBIEフィッシングカヤックの愛好家が生まれていきました。初めて自分のフネを持つビギナーのほか、モーターボートで釣りをしていたユーザーの乗り換えも少なくなかったようです。
「HOBIE製品に出会って、またあらためてセーリングやフネ遊びを広げていこうと決めました。クルーザーヨットにも負けない、いろいろな遊びができるHOBIEの魅力を、一人でも多くの人に知ってもらいたいですね。知ったら、きっと欲しくなるはずです(笑)」
プロジェクトチームのほかの仲間も、今後紹介しますね。(JN)

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